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ブラストビートの振り返りのやり方を書いた「内部資料」をシェア~ 独り言をブツブツと・・・

2012/04/20 13:13


ブラストビート
音楽イベント終了後の振り返りについて
記:松浦2012/04/20

-目次-
・振り返りの重要性
・振り返りの流れ
・さいごに

■振り返りの重要性
このブラストビートの中で一番大事と言っても過言でないのが、「振り返り」です。
今までブラストビートで走ってくる中では、一人ひとりがたくさんの事を感じながら、自分や周りの仲間に目を向けてきたと思います。そのかけらとなっているピース一つひとつを埋めていく作業が「振り返り」になります。

音楽イベントをやり終えた後では、辛かった状況からの開放感で、「当分考えたくない」という意見が必ずと言っていいほど出ます。ただ、時間が経てば経つほど記憶は忘れていき、思い出しにくくなりますし、なによりそれぞれの生活に戻ると集まりにくくなります。
できれば、なるべく早く日程をあわせて「振り返り」をしてください。

と言っても、重要性については、やったことがある人でないとわかりません。振り返りをし終わった後の感想で口々に出ることは「振り返りがあって本当に本当に良かった」という感想です。結局自分がやってきたことは、他の客観的な意見があってはじめてわかるものです。「俺はあの時、Aと考えていたんだよ、みんなは?」「私は違う。あの時はこういう気持ちだったからBと考えていたよ」などと、人の意見から自分のことを客観的に観るおかげで、思考が広がり、学びが何倍にも深まっていきます。また、音楽イベントが終わっているのでみんなが建設的で思いやりを持って話しができることも良く作用します。

振り返り出席者についてですが、鍵は「社会人メンター」です。学生たちが経験したものを、社会と繋げてあげられるのは、今、社会でビジネスなどを経験している社会人メンターです。学生が経験していることの中には、学生だけでは“価値”と感じられないものが含まれています。その宝の経験を掘り出し、「それは社会人から見ても素晴らしい経験だ」「それは、ビジネスの現場や会社でも起こる価値あることなんだ」と、社会人から見た“経験の翻訳”をしてあげてほしいのです。ただ注意としては、社会人メンターならいいのですが、今までの過程を知らない社会人が入ると、場の空気が「安心・安全」から離れてしまい、学生が本音や腹を割って話すことができなくなってしまう可能性が高まります。それでは本末転倒ですし、中には良かれと思って知っている知識をひけらかしたり、上から目線で言う方もいるかもしれません。場をファシリテーションする人はその辺りを注意して参加者の人選も大事にしてほしいと思います。

■振り返りの流れ
1)やり方と時間について
基本的にやり方はそれぞれに工夫してもらって構いません。ただ、実施タイミングについては、精算や寄付などが終わった状態でやってください。成果がわからないとモヤモヤします。

時間についてですが、経験上、最低90分は必要です。ちなみに振り返りは長い時間があればあるほどたくさんの意見が聞けるので良いと思います。ですので、最も良いと考えるのは「振り返り合宿」をして語るのがいいでしょう。ただ、「打ち上げ」と混同しないでください。まじめに語るからこそ、腹割って話せて、そこから出てくる大切な話があるのです。
あとは環境や空間の決定には気を遣ってください。圧迫感のある部屋だったり、周りに人がいて、他人が話を聞けてしまう状況などでは安心することができず、本音で語ることはできません。

2)過去の事例として
過去の振り返りでは、3つのパートに分けてやっています。
第1パートは、まず思い思いに現在感じていることを話す。
第2パートは、時系列で振り返っていく。
第3パートは、未来について話す。

第1パートは、ミーティング手法で言われる「チェックイン」と呼ばれるものです。音楽イベントが終わった後で、「今、心はどう感じていますか?」と思ったことを率直に言える機会にしていきます。ファシリテーターはぜひ始める前に、この会議の意味を話し、「ネガティブな感情が出ることを歓迎します」「一人ひとりのピースを繋ぎ合わせ、全体にし、全て学びに変えましょう」などと場の空気をワクワクで安心な空気に変えておいてください。
あとは、絶対に“全員が話す”ように設計してください。
理想的には、「話したい人から話してください」と言いますが、場合によっては、「次の人を指名して」とか、「右回りね」と強制的に回すこともあります。これは時間の設計も含めてアドリブでやることが多いです。

第2パートは、時系列で振り返っていきます。
まず少し時間をとり、自分がプログラム中にポイントになった事柄、発言、タイミングなどをポストイットに書いてもらいます。それを模造紙や壁に貼っていき、今までの流れを一覧で確認できるようにしていきます。
通常は左から「キックオフ」「役職決定」「中間報告」「寄付先決定」「ライブ当日」などの各人がポストイットを貼るときに目安となるものを先に貼っておいてからスタートします。

全員がポストイットを貼ったあと、スタート地点からポストイットを読み上げ、書いた人にも発言してもらいながら、「この時、どう感じてた?」ということを全員で紐解いていきます。この時ファシリテーターは、新たに出てきたことを、ポストイットに書いてペタペタと足していってください。
ここでのポイントは、プログラム中に感じてたことを言葉にうまくできなくても発言してもらうところにあります。それを「全員で聞く」というのを意識してください。また社会人メンターは都度都度、ネガティブなことの発言を楽しみ、社会の価値や意味などに変換していってください。

ブラストビートの成長は、一人ひとりが自分と向き合う、内的変化にあります。プログラム中は、逃げた自分、弱い自分が個々で出てくると思いますが、そこにフォーカスをあて、個人から引っ張り出すことにより、全体の学びになり、個人の変化を促していきます。

第3パートは、今後の未来について話します。
今までは、ひとつの目標に対して仲間として走ってきました。「これからはどうするのか?」ということを一人ひとりに聞いてください。これは大小様々な意見が出ると思いますが、全員で応援する雰囲気を作ってください。ファシリテーターは「いいね」「応援する」と言いながら拍手をするといいでしょう。
この時にいろいろアイデアが出ると思います。実例としては、「今まで自分たちがやってきたことをドキュメント映像にしよう」と、動いた人間もいます。この映像化は、コンテ などを作る段階で「究極の振り返り」になり、多くの人に同じ思いを共有できるものとして、素晴らしいものになりましたのでオススメです。

【松浦から個人的なお願い】
私が考えるブラストビートの目的は、人との繋がり、そこから生まれる「恩送り(Pay it forward)の仕組み」にあります。私は締めのところで必ず言っていることは、「私も社会人メンターも先人からたくさんのギフトや恩をもらって、今生きています。そこをその人に返す「恩返し」ではなく、皆さんに送るという「恩送り」の気持ちで、プログラムに関わっています。ですから皆さんも、「返す」ではなく、後輩や次の世代に「送る」ことを考えて欲しいと思っています。また、それがメンターをやるということなら、なおさら嬉しいです。自分の学びや経験をぜひ送ってください。それは自分を幸せに豊かにしていきます」というようなことをベラベラ話します(笑)このおもいが皆さんと共有できたらいいな~と思っています。

■さいごに
せっかく集まり、一つの目標に向けて走った仲間は一生の友だと思います。ぜひ定期的に集まる(忘年会、新年会、OBOG会など)工夫をしてください。できれば、誰かがお世話係として、全員の住所や連絡先をおさえた名簿を管理していくといいと思います。

【お願い】
このマニュアルを未来のブラストビートの後輩のためにアップデートしていきたいので、ぜひ加筆をお願いします。また、振り返りで起こったことを、ブラストビート全体メーリングリストでシェアをしてください。お互いに学びあうため、未来の後輩たちのためにご協力をお願いします。
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