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0円でできる!お葬式 ~大切なのはグリーフサポート~ 独り言をブツブツと・・・

2010/11/25 15:54


0円でできる!お葬式 ~大切なのはグリーフサポート~


ちょっと久しぶりのエントリーです。

タイトルについて
過激な内容に聞こえるかもしれません。

お葬式って高いイメージありませんか?

平均すると230万円などと言われていますが、
はたして値ごろ感はいくらなんでしょうか?

それが、0円でできたらすごいと思いませんか?

ということで、
皆さんの代わりに調べてみました。

人が亡くなると、日本では届け出以外で
最低限しなくてはいけないことは
「火葬」だけです。

つまり火葬だけができれば問題ないわけですが、
その他にもいろいろ大変なことがあるので
葬儀屋さんがいるんですね。

では、次に必要になるのは、
「搬送」です。

病院で亡くなったりすると家まで運ばないといけないですし、
火葬場まで運ぶためにも搬送というものは必要になります。

ただ、搬送というのは自分でもできます。
死亡診断書を持っていれば、自家用車で搬送も可能です。

ということで、
物理的に必ずやらなくてはいけないことは、
搬送して火葬することです。

ただそれではご遺体をそのまま移動させていることになるので
常識的に考えても、必要なのが「棺」です。

棺がないと火葬場でも受け入れてくれませんし、
車の窓からご遺体が見えたらびっくりしますよね。

ということで、最低限必要なものは
この3つで、その中でお金がかかるのは
「火葬」と「棺」です。

火葬場は、民営や官営などの種類があり、
都民が直接申し込んで25,000円くらいでやってくれる
ところがあります。(しかも骨壺つきだったりします)

そして、「棺」ですが、
これも個人に販売してくれるところがあり、
15,000円~25,000円の幅で見つけることができます。

つまり、5万円あれば
最低限のことができるわけです。

でも、0円ではないのでは?と思われた方、

実は申請をすると
健康保険から最低保障で5万円の支給を
受けることができます。

つまり、実質は0円でできてしまうわけです。

これって結構びっくりしませんか?


でもさすがに祭壇はいるでしょ、

と考える方には祭壇レンタルというのも
25,000円くらいからあります。

しかし、祭壇も宗教式の葬儀をしたいのか?
無宗教式にするのか?で変わるでしょう。

仏教式にしてみても、
祭壇は本来ただの棚、ひとつの置き場であるわけです。

そこで、必要なのは、
遺影とお供えとお線香。
(宗教によっては仏様の掛け軸など)

これらは、そんな立派な祭壇でなくても
おけますよね。

もっと言うと、ちょっとしたテーブルに
白い布をかけるだけでもいいと思います。

お寺さんによっては、祭壇の貸し出しをしている
ところもありますので、繋がりがある人は
借りてきてもいいと思います。


と、まぁ、なぜこんな調べ物を私がしたかと言うと、

「葬儀にお金をかけられる人が幸せで、
 かけられない人が不幸なんてことはない。」
と伝えたかったからです。

結局のところ葬儀で大事なことは送る人の気持ちです。

上記のような最低限のお葬式やお見送りでも
十分に心を込めて送ることは可能です。

むしろ亡くなった後、自宅で安置して
火葬場まで持って行くというシンプルの過程の中では
時間がゆったりと取れるので、

仮通夜だ、通夜だ、葬式だ、というよりも
自分の納得いくまで故人と語ったり、
家族や親戚と故人との思い出を語れる可能性があります。

その中でご遺族が、支えてもらっている繋がりを感じ、
故人がいなくなったことによる喪失状態(グリーフ)に折り合いをつけ
前向きに生きられるきっかけになることが重要だと思っています。

私が葬儀などで大事だと感じるものに
「グリーフ」というものがあります。

「喪失体験による悲嘆」とも訳されるのですが、
大切な方を亡くされた人が、悲しみの感情に蓋することなく
前向きに生きられるようにする「グリーフサポート」こそ
葬儀に大事なものであり、お金をかけずともできることだと思っています。

だから逆にお金をかける葬儀でも
グリーフサポートの視点が抜けている葬儀は
意味がないとも思ってます。

会葬礼状なども既存のテンプレートではなく、
故人との思い出も含めた思いのこもった手書きのもののほうが
たとえコピーのペラペラ紙でも嬉しくないですか?

精進落としのお料理だって、
例え豪華でなくても、
家族や親戚、近所の人と作ったもののほうが
嬉しいし、その料理を作ったり持ち合うプロセスが
大事だと思いませんか?

返礼品だって、
故人の好きだったものを
行きつけの店などで買ってきて
お礼とともに手渡ししてもらったほうが
嬉しくないですか?

というように、
本質に目を向ければ、葬儀でも
お金をかけずとも
やれることはたくさんあります。

そして、何より大事なことは
残されたご遺族への
グリーフサポートの視点だと思っています。

残されたご遺族にとって、
二度と来ない葬儀というタイミングは、

後悔しないようお別れをする場であり、
家族や親戚、ご近所さんとの繋がりを感じ、
支えてくれている人を認識する重要な機会なのだと思います。



  | コメント(2)






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Comment
たしかに葬儀費用は高額だと思いますし、悪質な葬儀社が存在しますね。

費用だけを考えた場合、安くすることは可能でしょう。

でも、この内容だと故人の尊厳、故人のご遺族の想いがあっても、遺体の衛生管理の観点が抜け落ちています。

人は亡くなった瞬間から内臓の酵素で自己融解が始まります。

ただちにドライアイスを使って内臓と脳などの体内温度を±0℃以下にしなければ、腐敗進行して故人は見るも無惨な姿に変貌します。

姿だけでなく腐敗臭も発生して、酷ければ近づくこともためらいたくなります。
腐敗するということは、感染症による病気の伝染の危険性の増加します。

季節によっては火葬場の予約も『待ち』が発生して数日間、安置しなければなりません。

パンデミックが発生してしまったら、責任が取れるのでしょうか?

『無駄な費用は必要ないのではないか?』という視点は好きですが

人の死に対する葬儀の歴史の意味を学んで頂きたいと思います。
【2011/11/13 03:41】 URL | とら [ 編集] | top↑



上記コメントを受けてですが、
確かに遺体の衛生保全については書いていないですね。

ブログは個人的な発信がゆるされる媒体なので、いろいろな選択肢の一つとして思うままに書いています。

ですからこの記事の内容もそのまま実行は不可能で、自分で調べたり聞いたりしなくては進みません。そういった中でそれぞれの人が故人の送り方、弔い方を考えていけばいいと思っています。

で、遺体の衛生保全についてですが、季節によっても、火葬場の予約状況によっても、遺族が何日欲しいか、によってもさまざまな日数が必要となります。

その日数より、ドライアイスが良いのか、またエンバーミングをなどを使って長期で保全できるようにするのか、考えれば良いと思っています。

詳しくはそれぞれの方が調べていただければと思います。
【2012/04/02 15:00】 URL | まつうら [ 編集] | top↑





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